東久保 駿SYUN TOUKUBO
- 2017年 入社
- 修成建設専門学校
現在の仕事について教えてください
施工管理は大変な仕事と思われがちですが、信和建設は週休2日制で祝日も休めるし、19時頃には帰宅します。福利厚生も充実しているし、大変だと感じたことはないですね。やりがいも格別で、たとえば設計職は、描いた図面を施工会社に渡すと、後は建物が完成するのを待つだけです。しかし施工管理は、実際に工事を始めると設計職が描いた図面に対して、もっと詳細な施工図面を描く。つまり、自分で描いた図面から建物が建つのが大きなやりがい。現場所長の名前も残るし、建物が建つまでの長期間関わるので、竣工の際に感極まって泣く人もたくさんいます。それぐらい、建てた後の達成感がとても大きい仕事なのです。私の目標は「施工管理=大変」というイメージを変えること。クリーンでワークライフバランスがよく、大きな達成感がある施工管理のやりがいや楽しさを多くの人に知ってほしい。信和建設はチーム制を導入しているので、数件の現場を全て把握して仕切る班長というポジションがあります。20代で班長を務めるのは普通なら少し早いですが、必ず3年以内に班長になって困っているメンバーを助けたり、もっとより良く働ける環境をつくりたいと思っています。
施工管理を目指した理由は?
テレビ番組の影響で大工を目指して建設の専門学校に入学しました。入学当初から大工になることを考え授業を受けていましたが、具体的な進路について考えだしたときに、信頼していた学校の先生から「これからの時代は施工管理になるべきだ!」と言われて施工管理を目指すようになりました。実際に建設業は人の暮らしを支えるためにも重要な役目で、ターミナル駅の周辺開発などの都市開発需要は今後も伸びていくと考えられており、他にも公共施設やマンションなどの新規建設、大阪で言えば万博などさまざまなイベントの建設工事などが今後も続いていきます。建設工事全体を管理する施工管理の仕事は今後も増え、さらに給料も他の職種と比べて高くなる傾向があるので施工管理をやっていてよかったと感じています。もちろん大変なことも多いですが、それ以上に自分が携わった建物が出来上がった時には何ものにも代えがたい達成感があり、おおきなやりがいを感じることができます。いま、設計や大工だけしか考えていない方も一度視野を広げて施工管理という職種も考えてみてもらえると嬉しいです!
ターニングポイントなどありましたか?
私のターニングポイントは、1年目で最初に経験した現場。所長が会社事情で別の現場メインで担当することになり、当時2年目の先輩と自分しかいない状況に。わからないことだらけの中、とにかくやる。間違っていたらやり直す。と必死に対応しました。すると、職人さんたちも助けようと協力してくれて、最後までやり遂げることができたのです。この経験で、現場を前に進める力が身に付いたし、もっと上手に現場を回したいと向上心が湧きました。私は元々人から指示を受けるより、早く独り立ちして現場を回したいタイプ。悩んだり壁に当たると助けてくれつつも、普段は見守りながら自由にさせてくれる先輩方のスタンスが、とても仕事がしやすかったです。今の現場では、入社6年目で実質的には所長の役割を務めています。大手だと分野が細かく分かれていて、所長になるのに10年ぐらいかかるのが普通。信和建設は懐の深い上長が挑戦を応援してくれるし、成長や成果を会社がきっちり評価してくれるので、若い頃から現場を任せてもらえます。今年は1級建築施工管理技士の試験も受験予定。指定学科には既に合格しているので、実務をクリアすれば大きい現場も1人で任せてもらえます。目標はたくさんありますが、今は目の前の現場に向き合い、実際にやってみながらどんどん知識を吸収しています。
学生へのメッセージ
就職活動をしていく中で、たくさん迷うことがあると思いますが、自分が何をやりたいのかしっかり考えてほしいと思います。また、就職活動では実際の現場を見たり、先輩社員と話したりすることができる会社も多いので、人事の方だけでなく自分が仕事をする上でかかわる部分を確認してみてください。私としては、現場は皆で協力して進めていくので、コミュニケーションを大切にして、自分から積極的に話ができる人に入ってもらえたら嬉しいです。新卒など年齢や立場関係なく仕事をする中で感じたことや思ったことをどんどん発信してもらい、より良い建物づくりを一緒にしていきたいですね。
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