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2026.06.25

住宅性能表示に“音環境評価”を。一般社団法人 日本住環境防音協会(JACReS)が2026年度より評価プロジェクトを本格始動

大学研究機関との連携を軸に、「遮音性能の見える化」で住まい選びの新基準構築へ

一般社団法人 日本住環境防音協会(所在地:大阪府大阪市中央区、代表理事:川口貴之、以下「JACReS」)は、2026年度より住宅・マンションを対象とした遮音性能評価プロジェクトを本格始動いたします。

設立以来、不動産・建設・音響分野から賛助会員15社の参画を得て体制を整備してきたJACReSは、大学研究機関との連携による第三者機関での実測評価体制を整備。「遮音性能の見える化」という社会課題に対して、業界横断での取り組みを推進します。

■ 背景|住宅性能評価に「音」が欠けている

住宅の省エネルギー性能や耐震性能については評価・表示制度が普及していますが、「音環境」については、一般消費者が客観的に比較できる評価指標が十分に整備されていないのが現状です。

国土交通省「令和5年度マンション総合調査」によると、マンション居住者間のトラブル原因の第1位は「生活音」(43.6%)で、過去5年間で5.6ポイント増加しています。しかしながら、住宅購入・入居前の契約段階で遮音性能が十分に開示されるケースは少なく、実際に暮らし始めてから問題に気付く消費者が後を絶ちません。

特にマンション市場では、居住満足度を大きく左右する以下の要素について、性能評価の標準化整備が進んでいない状況です。

● 上階からの足音・衝撃音

● 隣戸からの生活音・話し声

● 外部交通騒音

● 音楽演奏・テレワーク・ライブ配信など新たな生活様式への対応

JACReSは、この課題を「住宅市場における情報の非対称性」と捉え、第三者評価による可視化で解消することを目指します。

■ 2026年度の主な活動内容

① 大学研究機関との連携による実測評価の開始

専門的知見を有する大学研究機関と連携し、実際のマンションを対象とした床衝撃音・遮音性能の科学的測定・評価を実施します。第三者機関による客観的な評価結果をもとに、業界標準となる評価指標の構築を目指します。

② 遮音性能評価・認証制度の研究開発

住宅・マンションの遮音性能を客観的に評価し、一般消費者にも分かりやすく伝える認証制度の枠組みを研究・開発します。

③ 優良住宅の認定・表彰制度の構築

優れた音環境性能を有する住宅・マンションを認定し、住まい選びの判断指標として普及させます。

④ 調査研究・セミナー・情報発信

住環境に関する調査・研究活動を行い、業界団体・学術機関・一般消費者向けにセミナーや研修会等を通じた情報発信を推進します。

⑤ 住宅性能評価制度への提言活動

将来的には、住宅性能評価制度や住宅市場において、音環境評価がより重視される社会の実現に向けた政策提言活動を行います。

■ 代表理事コメント

一般社団法人 日本住環境防音協会 代表理事 川口 貴之

「住宅の品質を語る上で、『音』は決して後回しにされるべき要素ではありません。実際に暮らし始めてから初めて気付く音の問題は、住まいの満足度を大きく左右します。そして、居住者の満足度向上は、企業ブランドへの信頼や資産価値の維持、ひいては企業価値の向上にもつながる重要な要素であると考えています。

耐震性能を見るように、遮音性能で住宅を選ぶ時代。その実現に向けて、学術的根拠に基づく客観的評価体制の整備と業界横断での普及活動を本格的に推進してまいります。」

■ 協会概要

   法人名

一般社団法人 日本住環境防音協会(JACReS)

所在地

大阪府大阪市中央区南船場1丁目18番11号 SRビル長堀

設立

2025年10月7日

代表理事

川口 貴之

賛助会員

15社(2026年4月募集開始~6月現在)

事業内容

遮音性能評価・認証事業 / 音環境に関する調査研究 / セミナー・研修事業 / 普及啓発活動 / 制度提言活動

公式サイト

https://jacres.com/

 ■ 本件に関するお問い合わせ

一般社団法人 日本住環境防音協会(JACReS)事務局

E-mail:info@jacres.com

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